大東亜共栄圏の陸軍
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grothendieck57 2022年02月22日(火) 02:15:44履歴
編成変えたくなる病気にかかったので変えます。
1．大隊戦術グループ(BTG)
BTGは機械化歩兵連隊を構成する基本戦術単位であり、3個BTGが1個連隊を構成する。3個連隊+1個独立BTG(合計10個BTG)が1個師団を構成する。BTGは独立した戦術的戦闘能力を持ち、兵站能力を師団本部に頼るほかは作戦術規模の散兵戦術を取ることができる。BTGの編制は以下の通りである。
機械化歩兵小隊は従来の歩兵小隊に相当し、隷下に4個歩兵分隊を有する。歩兵分隊は歩兵戦闘車に搭乗し、歩兵戦闘車と連携してその火力を発揮する。歩兵戦闘車は13.2mm重機関銃を装備し、乗員3名(分隊長を含む)と歩兵9名が搭乗できる。通常、機械化歩兵小隊は歩兵戦闘車4輌を装備してそれぞれに歩兵が搭乗する。うち1個分隊は50mm擲弾筒を装備する擲弾筒分隊である。
中戦車中隊は指揮用戦車(シキの通称号で呼ばれる)1輌と4個戦車小隊12輌より成り、敵陣地の破砕や対戦車戦闘などを行って歩兵部隊の行動を支援する。中戦車の諸元は以下の通り。
重迫撃砲中隊はチヌ車の車体に十五糎迫撃砲を搭載し、自走重迫撃砲としたものである。1個中隊につき4門が配備され、2個中隊8門が歩兵支援に任ずる。
1.4 工兵中隊
BTGに附属する工兵中隊は整備小隊、築城小隊、架橋小隊の3個小隊を隷下に有し、各戦闘部隊の有する兵器の補修、鉄条網と地雷と掩蔽壕で構成される簡易的な野戦築城、そして各種装軌式戦闘車輌の通行を可能にする架橋能力を保持している。この目的のために重門橋を4艘装備するほか、各種機材と人員の輸送用のトラックを運用する。
2．機械化歩兵師団
師団は1個の戦線を担当できる戦略単位である。師団は通常3個連隊と支援の砲兵、装甲車を装備する偵察隊、作戦を全般支援する工兵隊、そして補給部隊たる輜重兵隊からなる。機械化歩兵師団はBTGの集合体であり、10個BTGが所属してそれぞれ戦術行動を行う。機械化歩兵師団の編制は以下の通りである。
独立重戦車大隊は師団に直隷し、大重量かつ強力な砲を装備した重駆逐戦車を擁して対戦車戦闘に任ずる。連隊麾下に配備されないのはその大重量故であり、現在の主力重駆逐戦車であるホリ車は重量40tに達する。これは通常のBTG及び連隊に配備されている工兵中隊の重門橋(耐荷重25t)を遥かに超えており、渡河をすることができず戦闘行動に大きな支障を来す。そのため、師団工兵に配備される超重門橋(耐荷重40t)を用いて渡河が行われる。
機械化歩兵師団の野戦砲兵旅団は野戦高射大隊と中榴弾砲大隊から成り、前者が3個大隊、後者が6個大隊編成されている。砲はすべて牽引車により牽引され、40km/hでの運行が可能である。野戦高射砲兵が装備するものには野戦高射砲のほかに対空戦車(三式中戦車を改装し、一式三十七粍機関砲を双連で搭載するタハ車を運用する)がある。
捜索連隊は師団隷下にあって偵察を担当する。偵察のため連隊には装輪装甲車や自動二輪を中心とした軽装備が配備される。
工兵連隊はBTG隷下の工兵中隊と異なり、より大型の架橋機材や野戦築城装備を有する。築城中隊はトーチカをはじめとした初等的な要塞設備の構築が可能であるし、架橋機材として装備する超重門橋は40tまでの戦車の通過に耐える。また、後述する師団飛行隊や機甲軍隷下にある急降下爆撃機部隊などの運用に対応して簡易的な飛行場を設営することが可能である。
2.5 師団飛行隊
師団飛行隊は弾着観測や偵察、連絡などに使用する目的で三式指揮連絡機を24機(2個中隊=6個小隊)装備する。これは短距離離着陸が可能なSTOL機で、航空機としての性能は芳しくないものの航空基地が整備されていない前線においても運用が可能である点が大きなメリットである。
3．各種旅団
3.1 独立戦車旅団
独立戦車旅団は機甲打撃戦力たる軍において、機械化歩兵師団とともに戦力の中核をなす。隷下には中核戦力として基本編制で重駆逐戦車72輌、中戦車180輌を擁する。基本的には戦車部隊とその行動を支援する少数の支援工兵部隊によって編成され、機械化歩兵師団の支援を受けて戦闘を遂行する。独立戦車旅団は支援戦力としての意味合いが強く、単体で戦場に出ることはまずない。しかし、機械化歩兵師団や独立混成旅団隷下のBTGの支援を受け、戦闘団(Kampfgruppe)を臨時に編成して要地攻略に赴くことがある。
師団隷下の野戦砲兵旅団と違い、十五糎加農砲や二十四糎榴弾砲を装備して20km以上の大遠距離における火力支援を行う。その長射程を生かして敵砲兵の射撃が届かない場所から砲撃を行うことができ、対砲兵戦闘に適している。また、二十四糎榴弾砲はその大威力から、直射によって市街地戦において敵の立て籠もる建物を吹き飛ばすことができる。しかし移動と展開の遅さは否めず、機動戦闘には適していないと言わざるを得ない。
独立混成旅団には2種類ある。即ち、軍に直隷して予備戦力として機能するBTG主体の機械化旅団(甲編制)と、高度分散配置(治安作戦のために歩兵部隊を分散して配備すること)を行うために編成される歩兵旅団(乙編制)である。乙編制は元軍閥上がりも多く、砲兵火力も前線部隊と比べれば弱体である。しかし、それでも自動小銃や10cm榴弾砲を装備し、史実よりは強力な部隊であるといえる。
4．一般の歩兵・騎兵師団
歩兵/騎兵師団は師管区の兵員徴募により編成される最もオーソドックスな部隊である。日本の山岳部や雲南省などで編成される歩兵師団には山岳戦に長けた部隊も多く、徒歩行軍を想定して分解運搬可能な軽榴弾砲が師団砲兵とされている。また、モンゴルや満州などで編成される部隊は騎兵師団であることが多く、騎砲兵と呼ばれる騎兵を用いて砲を高速で機動させる伝統的な運搬方法がとられている。
4.1 混成歩兵大隊
混成歩兵大隊は4個歩兵中隊、機関銃中隊、歩兵砲中隊で編成される歩兵師団の基本単位である。機械化歩兵におけるBTGに相当する。重迫撃砲は運搬が困難であるために自動車化されていない部隊では運用できず、BTGよりも支援火力が弱体であるものの、直射・曲射の両方が可能である四一式山砲は敵歩兵に対して強力な火力を発揮する。
騎兵中隊は騎兵の基本編制単位である。騎兵は伝統的に大隊結節を省き、連隊の下に直接中隊を設けることが多い。
伝統的に、帝国陸軍は創立当時より連隊を編制の基本単位とし、歩兵連隊と騎兵連隊に「軍旗」として大元帥たる天皇より直接軍旗を手渡して(「親授」という)編成完結となった。このことから連隊の伝統と軍旗そのものは何にもまして重要視され、軍旗の喪失は連隊の恥辱とされた。現在の歩兵連隊は混成歩兵大隊3個、騎兵連隊は騎兵中隊5個と対戦車小隊1個より成る。
4.4 歩兵・騎兵師団
歩兵師団もまた、機械化歩兵師団と同じく大隊結節が重視される。そのほかの編制も基本的には機械化歩兵師団と同じものである。唯一の違いは機動が遅いことであり、これを解消するために混成歩兵大隊・砲兵大隊向けに自動車化パッケージが用意されている。騎兵師団は近年珍しい4単位制であり、連隊を2個束ねた旅団2個より成る。
- 機甲軍×4
- 歩兵師団×60
- 騎兵師団×12
1．大隊戦術グループ(BTG)
BTGは機械化歩兵連隊を構成する基本戦術単位であり、3個BTGが1個連隊を構成する。3個連隊+1個独立BTG(合計10個BTG)が1個師団を構成する。BTGは独立した戦術的戦闘能力を持ち、兵站能力を師団本部に頼るほかは作戦術規模の散兵戦術を取ることができる。BTGの編制は以下の通りである。
- 大隊戦術グループ(配備65128、維持7752)
- 機械化歩兵中隊×4
- 機械化歩兵小隊×3
- 中戦車中隊
- 重迫撃砲中隊×2
- 工兵中隊
- 機械化歩兵中隊×4
機械化歩兵小隊は従来の歩兵小隊に相当し、隷下に4個歩兵分隊を有する。歩兵分隊は歩兵戦闘車に搭乗し、歩兵戦闘車と連携してその火力を発揮する。歩兵戦闘車は13.2mm重機関銃を装備し、乗員3名(分隊長を含む)と歩兵9名が搭乗できる。通常、機械化歩兵小隊は歩兵戦闘車4輌を装備してそれぞれに歩兵が搭乗する。うち1個分隊は50mm擲弾筒を装備する擲弾筒分隊である。
- 小隊(配備2894、維持426)
- 機関銃分隊(乗員3、歩兵8、機関銃手1)×3
- 擲弾筒分隊(乗員3、擲弾兵3、補助6)×1
中戦車中隊は指揮用戦車(シキの通称号で呼ばれる)1輌と4個戦車小隊12輌より成り、敵陣地の破砕や対戦車戦闘などを行って歩兵部隊の行動を支援する。中戦車の諸元は以下の通り。
- 三式中戦車改(チヌ)
- 全長：5.73m
- 全幅：2.35m
- 全高：2.65m
- 重量：全備24.5t
- 主砲：38口径75mm戦車砲(三式戦車砲�況�)×1
- 機銃：九七式車載重機関銃×1(主砲同軸)、九三式改重機関銃×1(砲塔上部)
- 装甲：車体前面50mm(60度傾斜)
車体側・後面25mm
砲塔前面85mm(30度傾斜)
砲塔側面35mm
砲塔後面20mm - 発動機：統制一〇〇型4ストローク空冷12気筒ディーゼルエンジン 出力240HP
- 速度：40km/h
重迫撃砲中隊はチヌ車の車体に十五糎迫撃砲を搭載し、自走重迫撃砲としたものである。1個中隊につき4門が配備され、2個中隊8門が歩兵支援に任ずる。
1.4 工兵中隊
BTGに附属する工兵中隊は整備小隊、築城小隊、架橋小隊の3個小隊を隷下に有し、各戦闘部隊の有する兵器の補修、鉄条網と地雷と掩蔽壕で構成される簡易的な野戦築城、そして各種装軌式戦闘車輌の通行を可能にする架橋能力を保持している。この目的のために重門橋を4艘装備するほか、各種機材と人員の輸送用のトラックを運用する。
2．機械化歩兵師団
師団は1個の戦線を担当できる戦略単位である。師団は通常3個連隊と支援の砲兵、装甲車を装備する偵察隊、作戦を全般支援する工兵隊、そして補給部隊たる輜重兵隊からなる。機械化歩兵師団はBTGの集合体であり、10個BTGが所属してそれぞれ戦術行動を行う。機械化歩兵師団の編制は以下の通りである。
- 機械化歩兵師団(配備1023400、維持112750)
- 独立歩兵大隊(BTG)
- 独立重戦車大隊
- 機械化歩兵連隊×3
- BTG×3
- 野戦砲兵旅団
- 捜索連隊
- 工兵連隊
- 輜重兵連隊
- 師団飛行隊
- 師団各部
独立重戦車大隊は師団に直隷し、大重量かつ強力な砲を装備した重駆逐戦車を擁して対戦車戦闘に任ずる。連隊麾下に配備されないのはその大重量故であり、現在の主力重駆逐戦車であるホリ車は重量40tに達する。これは通常のBTG及び連隊に配備されている工兵中隊の重門橋(耐荷重25t)を遥かに超えており、渡河をすることができず戦闘行動に大きな支障を来す。そのため、師団工兵に配備される超重門橋(耐荷重40t)を用いて渡河が行われる。
- 独立重戦車大隊
- 本部附隊(軽戦車8輌)
- 戦車中隊(指揮戦車1輌、重駆逐戦車12輌)×3
機械化歩兵師団の野戦砲兵旅団は野戦高射大隊と中榴弾砲大隊から成り、前者が3個大隊、後者が6個大隊編成されている。砲はすべて牽引車により牽引され、40km/hでの運行が可能である。野戦高射砲兵が装備するものには野戦高射砲のほかに対空戦車(三式中戦車を改装し、一式三十七粍機関砲を双連で搭載するタハ車を運用する)がある。
- 野戦砲兵旅団
- 野戦高射大隊×3
- 対空戦車中隊
- 野戦高射砲兵中隊(野戦高射砲4門)×3
- 中榴弾砲大隊×6
- 中榴弾砲兵中隊(十五糎榴弾砲4門)×3
- 野戦高射大隊×3
捜索連隊は師団隷下にあって偵察を担当する。偵察のため連隊には装輪装甲車や自動二輪を中心とした軽装備が配備される。
- 捜索連隊
- 自動二輪中隊(自動二輪60輌)×3
- 軽装甲車中隊(装輪装甲車8輌)×3
工兵連隊はBTG隷下の工兵中隊と異なり、より大型の架橋機材や野戦築城装備を有する。築城中隊はトーチカをはじめとした初等的な要塞設備の構築が可能であるし、架橋機材として装備する超重門橋は40tまでの戦車の通過に耐える。また、後述する師団飛行隊や機甲軍隷下にある急降下爆撃機部隊などの運用に対応して簡易的な飛行場を設営することが可能である。
2.5 師団飛行隊
師団飛行隊は弾着観測や偵察、連絡などに使用する目的で三式指揮連絡機を24機(2個中隊=6個小隊)装備する。これは短距離離着陸が可能なSTOL機で、航空機としての性能は芳しくないものの航空基地が整備されていない前線においても運用が可能である点が大きなメリットである。
3．各種旅団
3.1 独立戦車旅団
独立戦車旅団は機甲打撃戦力たる軍において、機械化歩兵師団とともに戦力の中核をなす。隷下には中核戦力として基本編制で重駆逐戦車72輌、中戦車180輌を擁する。基本的には戦車部隊とその行動を支援する少数の支援工兵部隊によって編成され、機械化歩兵師団の支援を受けて戦闘を遂行する。独立戦車旅団は支援戦力としての意味合いが強く、単体で戦場に出ることはまずない。しかし、機械化歩兵師団や独立混成旅団隷下のBTGの支援を受け、戦闘団(Kampfgruppe)を臨時に編成して要地攻略に赴くことがある。
- 独立戦車旅団(配備：476400、維持：29700)
- 本部附隊(軽戦車8輌)
- 重戦車大隊
- 重戦車中隊(指揮戦車1輌、重駆逐戦車12輌)×3
- 中戦車大隊×5
- 中戦車中隊(指揮戦車1輌、中戦車12輌)×3
師団隷下の野戦砲兵旅団と違い、十五糎加農砲や二十四糎榴弾砲を装備して20km以上の大遠距離における火力支援を行う。その長射程を生かして敵砲兵の射撃が届かない場所から砲撃を行うことができ、対砲兵戦闘に適している。また、二十四糎榴弾砲はその大威力から、直射によって市街地戦において敵の立て籠もる建物を吹き飛ばすことができる。しかし移動と展開の遅さは否めず、機動戦闘には適していないと言わざるを得ない。
- 野戦重砲兵旅団(配備：412320、維持：18360)
- 重榴弾砲大隊×2
- 重榴弾砲兵中隊(二十四糎榴弾砲4門)×3
- 重加農大隊×6
- 重加農砲兵中隊(十五糎加農砲4門)×3
- 重榴弾砲大隊×2
独立混成旅団には2種類ある。即ち、軍に直隷して予備戦力として機能するBTG主体の機械化旅団(甲編制)と、高度分散配置(治安作戦のために歩兵部隊を分散して配備すること)を行うために編成される歩兵旅団(乙編制)である。乙編制は元軍閥上がりも多く、砲兵火力も前線部隊と比べれば弱体である。しかし、それでも自動小銃や10cm榴弾砲を装備し、
- 独立混成旅団甲編制(配備379500、維持45850)
- 独立歩兵大隊(BTG)×5
- 野戦砲兵連隊
- 重榴弾砲大隊×3
- 旅団捜索隊(自動二輪中隊×1、軽装甲車中隊×1)
- 旅団工兵隊
- 独立混成旅団乙編制(配備：49420、維持：24270)
- 独立歩兵大隊×5
- 旅団捜索隊(軽装甲車中隊×2)
- 旅団砲兵隊(軽榴弾砲兵中隊×5)
- 旅団工兵隊
4．一般の歩兵・騎兵師団
歩兵/騎兵師団は師管区の兵員徴募により編成される最もオーソドックスな部隊である。日本の山岳部や雲南省などで編成される歩兵師団には山岳戦に長けた部隊も多く、徒歩行軍を想定して分解運搬可能な軽榴弾砲が師団砲兵とされている。また、モンゴルや満州などで編成される部隊は騎兵師団であることが多く、騎砲兵と呼ばれる騎兵を用いて砲を高速で機動させる伝統的な運搬方法がとられている。
4.1 混成歩兵大隊
混成歩兵大隊は4個歩兵中隊、機関銃中隊、歩兵砲中隊で編成される歩兵師団の基本単位である。機械化歩兵におけるBTGに相当する。重迫撃砲は運搬が困難であるために自動車化されていない部隊では運用できず、BTGよりも支援火力が弱体であるものの、直射・曲射の両方が可能である四一式山砲は敵歩兵に対して強力な火力を発揮する。
- 混成歩兵大隊(配備：6704、維持：4312)
- 歩兵中隊×4
- 歩兵小隊×4
- 機関銃中隊(重機関銃16挺)
- 歩兵砲中隊(歩兵砲4門、速射砲4門)
- 歩兵中隊×4
- 歩兵大隊自動車化パッケージ(配備：7040、維持：3610)：六輪トラック80輌、砲兵牽引車8輌、人員180名
騎兵中隊は騎兵の基本編制単位である。騎兵は伝統的に大隊結節を省き、連隊の下に直接中隊を設けることが多い。
- 騎兵中隊(配備：1540、維持：330)
- 騎兵小隊×4
- 騎兵分隊(騎兵12名)×3
- 騎兵小隊×4
- 機関銃小隊(重機関銃4挺)
伝統的に、帝国陸軍は創立当時より連隊を編制の基本単位とし、歩兵連隊と騎兵連隊に「軍旗」として大元帥たる天皇より直接軍旗を手渡して(「親授」という)編成完結となった。このことから連隊の伝統と軍旗そのものは何にもまして重要視され、軍旗の喪失は連隊の恥辱とされた。現在の歩兵連隊は混成歩兵大隊3個、騎兵連隊は騎兵中隊5個と対戦車小隊1個より成る。
4.4 歩兵・騎兵師団
歩兵師団もまた、機械化歩兵師団と同じく大隊結節が重視される。そのほかの編制も基本的には機械化歩兵師団と同じものである。唯一の違いは機動が遅いことであり、これを解消するために混成歩兵大隊・砲兵大隊向けに自動車化パッケージが用意されている。騎兵師団は近年珍しい4単位制であり、連隊を2個束ねた旅団2個より成る。
- 歩兵師団(配備：161840/274480、維持：63430/88450)
- 独立歩兵大隊
- 歩兵連隊×3
- 野戦砲兵旅団
- 野戦高射大隊×3
- 軽榴弾砲大隊×6
- 捜索連隊
- 工兵連隊
- 輜重兵連隊
- 師団飛行隊
- 師団各部
- 野戦砲兵自動車化パッケージ(配備：23040、維持：11810)：六輪トラック180輌、砲兵牽引車108輌、人員580名
- 輜重兵自動車化パッケージ(配備：19200、維持：9600)：六輪トラック240輌
- 騎兵師団(配備：95400、維持：18340)
- 騎兵旅団×2
- 騎兵連隊×2
- 騎砲兵旅団
- 野戦高射大隊×2
- 軽榴弾砲大隊×4
- 工兵連隊
- 輜重兵連隊
- 師団飛行隊
- 師団各部
- 騎兵旅団×2
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